SVGをEPSに変換するとどうなるか
- SVGは1ピクセルを1ポイントとするページに可逆でEPSに埋め込まれるため、幅1000ピクセルの画像は幅約35 cmのアートワークになり、印刷用にきれいに縮小できます。
- EPSは画像をピクセルとして収めます。画像をベクター図形に変換するわけではないため、拡大するとぼやけます。その場合は、形をトレースするSVGに変換してください。
- SVGはベクター形式なので、選んだ幅(標準では1024ピクセル)でピクセルに描画されます。EPSは後からきれいに拡大できないため、必要になる最大のサイズを選んでください。
- EPSには透過がないため、透過部分は白で塗りつぶされます。
SVGをEPSにオンラインで変換する方法
- 「SVGファイルを選択」を押して1つ以上のファイルを選ぶか、枠の中にドラッグします。端末のメモリに収まるサイズなら、どんなサイズのファイルでも追加できます。
- 必要に応じて設定を調整してください。出力は可逆なので、品質の設定を気にする必要はありません。
- 「EPSに変換」を押します。画像の変換は1枚あたり1〜2秒で終わります。
- 各EPSをそれぞれのダウンロードボタンで保存します。タブを閉じると、ファイルの痕跡はすべてメモリから消えます。
SVGをEPSに変換する理由
SVGファイルがよく使われるのは、Web上のロゴ、アイコン、グラフ、イラストです。EPSに変換する理由は、多くの印刷会社、看板業者、古いデザインソフトが、入稿データとして今もEPSを求めるからです。
つまり、SVGは本来の用途には優れていますが、別の場所で開いたり、アップロードしたり、印刷したりする必要がある場合はEPSのほうが実用的です。SVGはすべてのブラウザで標準で表示できます。一方、EPSはブラウザでは開けません。Illustrator、Inkscape、Affinity Designerで開くことができ、macOSのプレビューでは?PDFに変換されます。
Windows、Mac、iPhone、AndroidでSVGをEPSに変換する方法
Windowsの場合
Chrome、Edge、Firefoxでこのページを開き、エクスプローラーからSVGファイルをドラッグして、「変換」を押します。各EPSは「ダウンロード」フォルダに保存されます。
Macの場合
Safari、Chrome、Firefoxのいずれでも使えます。FinderからSVGファイルをドロップエリアにドラッグすると、EPSファイルが「ダウンロード」に保存されます。
iPhone・iPadの場合
Safariでページを開き、「SVGファイルを選択」をタップします。「写真」または「ファイル」アプリから選択できます。変換されたEPSは、「ファイル」アプリの「ダウンロード」フォルダに表示されます。写真ライブラリに入れるには、そこでファイルを開き、「共有」をタップして「画像を保存」を選びます。
Androidの場合
Chromeでページを開き、「SVGファイルを選択」をタップして、「ファイル」やギャラリーから選びます。EPSは「Download」フォルダに保存され、どのファイルマネージャーからでも見つけられます。
SVGからEPSへのおすすめの設定
EPSのページは1ピクセルあたり1ポイントで、配置する画像の一般的な決まりです。そのため、アートワークはピクセルの寸法を保ち、InDesign、Illustrator、QuarkXPressで自由に縮小できます。印刷会社にファイルサイズの上限がある場合は、先に「最大幅」の設定で小さくしてください。
EPS画像には透過がないため、透過部分は白になります。透過を保つ必要があるロゴや、どのサイズにも拡大縮小できるようにしたいロゴは、代わりにSVGに変換してください。形をベクター図形にトレースします。
SVGとEPSの違い
| SVG | EPS | |
|---|---|---|
| 正式名称 | Scalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス) | Encapsulated PostScript |
| 種類 | 画像 | 画像 |
| 開発元 | World Wide Web Consortium | Adobe |
| 初回リリース | 2001 | 1987 |
| 圧縮 | 可逆 | 可逆 |
| 透過 | はい | いいえ |
| アニメーション | はい | いいえ |
| ベクターかラスターか | ベクター | ベクター |
| 色 | あらゆる色に対応し、ピクセルではなく図形で表現 | ベクター図形。ラスター画像も含められます |
| ブラウザでの表示 | すべてのブラウザで標準で表示できます | ブラウザでは開けません。Illustrator、Inkscape、Affinity Designerで開くことができ、macOSのプレビューではPDFに変換されます |
| 主な用途 | Web上のロゴ、アイコン、グラフ、イラスト | 印刷用のロゴやアートワーク、ストックのベクターグラフィック |
| MIMEタイプ | image/svg+xml | application/postscript |
SVGファイルとEPSファイルについて
SVGファイルとは?
SVGは図形をテキストの命令として記述するため、どのサイズでもくっきりしたままで、シンプルなロゴなら5 KB未満になることもあります。ピクセルに変換すると1つの解像度に固定されるので、変換する前に出力サイズを選んでください。
EPSファイルとは?
EPSは、1ページ分のアートワークを描く小さなPostScriptプログラムで、他の文書に配置できるようバウンディングボックスを持っています。印刷会社やデザイナーには今も求められますが、徐々にPDFやSVGに置き換えられつつあります。
SVGからEPSへの変換がうまくいかない場合のよくある問題
- 色が少し違って見える。ブラウザは画像をデコードする際に標準のsRGB色空間に変換するため、広色域やCMYKの画像は色が少し変わることがあります。
- スマートフォンの写真が、他の場所では横向きに見えていたのに、まっすぐな向きになる。これは正しい動作です。写真に保存された回転情報が変換時に適用されるため、EPSは常に正しい向きになります。
- 透過部分が白くなった。EPSは透過を保存できません。透過が必要な場合は、代わりにPNGかWebPに変換してください。
コマンドラインでSVGをEPSに変換
ターミナルを使う場合は、ImageMagickでSVGをEPSに1行で変換できます。
magick input.svg output.epsフォルダ内のすべてのSVGをまとめて変換するには、magick mogrify -format eps *.svgを使います。SVGで最良の結果を得るには、-densityまたは-resizeでサイズを指定してください。このページの変換ツールなら、何もインストールせずに同じことができます。
SVGからEPSへの変換ツールのよくある質問
SVGをEPSに変換すると品質は落ちますか?
いいえ。EPSは可逆で書き出されるため、選んだサイズでSVGとまったく同じ結果になります。
EPSとSVGでファイルサイズが違うのはなぜですか?
SVGは短い描画命令の集まりですが、EPSはすべてのピクセルを保存するため、出力は通常大きくなり、選んだ幅に応じてさらに大きくなります。
SVGファイルはどこかにアップロードされますか?
いいえ。変換はブラウザ自体の画像デコーダーを使ってこのブラウザのタブ内で行われるため、ファイルはお使いの端末から出ません。ページの読み込みが終わった後は、インターネットを切断しても動作します。
複数のSVGファイルをまとめてEPSに変換できますか?
はい。ファイルはいくつでも選択またはドロップできます。1つずつ順番に変換され、それぞれにダウンロードボタンが表示されます。
EPSファイルを開くには?
EPSはブラウザでは開けません。Illustrator、Inkscape、Affinity Designerで開くことができ、macOSのプレビューではPDFに変換されます。EPSがよく使われるのは、印刷用のロゴやアートワーク、ストックのベクターグラフィックです。
このSVGからEPSへの変換ツールは無料ですか?
はい。会員登録も透かしもなく、変換できるファイル数にも制限はありません。サイトの運営費は広告でまかなわれており、変換はお使いの端末上で行われるため、ファイルごとのサーバー費用はかかりません。
スマートフォンでSVGをEPSに変換できますか?
はい。この変換ツールは、iPhoneやiPadのSafari、AndroidのChromeで動作します。変換したファイルは「ダウンロード」フォルダに保存されます。